にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

女のコの友情って難しい・1

大好きな人からは、1番に愛されたい。2番3番なんて絶対イヤ。それならいっそ、嫌われているほうがマシよ。

清少納言枕草子で、こんなことを語っている。
これは恋愛に関しての話だが、友情に関しても同じことが言えると私は思う。
女性は大好きな友達の、1番の友達でいたいものだ。

大学生の時、私は企業が経営する学生寮で生活した。そこでミナちゃん(仮名)と出会う。
ミナちゃんはいつもニコニコしていて、おもしろくて、友達になった。
しかし、私はミナちゃんが「いつも」「誰に対しても」ニコニコしていることに、モヤモヤした感情を抱くようになる。

なんで、友達の私よりも親しいとは言えない人にもニコニコしているの?
なんで、そんなに笑顔をばらまいているの?
その笑顔は、友達の私に向けてちょうだい!!
私を見てちょうだい!!

↑これがモヤモヤの正体だ。つまりはヤキモチを焼いていたのだ。
しかし、当時の私はモヤモヤの正体が分からず、ミナちゃんとどう付き合えばいいのか分からなくなった時期もある。

ヤキモチを焼くほど私はミナちゃんが大好きで、ミナちゃんの1番の友達でいたいと気がつくまで、時間がかかったな〜。

大好きな友達の、1番の友達でいたい。男性もこんな感情持って、モヤモヤすることあるのだろうか。聞いてみたいものである。