にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

なんなんだ、この短歌は

あかあかや

あかあかあかや

あかあかや

あかあかあかや

あかあかや月

 

これは以前NHKEテレの「にほんごであそぼ」で紹介されていた短歌。作者は分からなかったのですが…

 

なんだこりゃ、このフザケた短歌。

あまりのインパクトにアゼンとしましたよ。

ちなみにここでの「あか」は「赤」ではなく「明るい」の「あか」です。

 

月の明るさを讃えた短歌なんだろうけど、ちとフザケてないか…そう思っていました。

 

が、ある月夜のこと。

秋から冬にかけて空気が澄んでくるので、その日は星がきれい☆だった。そして、満月🌕が昇ってきた。

 

ま、まぶし〜、明るくてキレイ!!

その時思い浮かんだのが冒頭の「あかあかや」の短歌。

そうか、こんなお月さまをうたっていたのか…と納得。

 

それからこの短歌が好きになった。

それに、この方法だったら気楽に短歌が詠める。例えば

 

しろしろや

しろしろしろや

しろしろや

しろしろしろや

しろしろや雪❄ とか。

 

これから夜空が澄んで、月や星が美しい季節。天気の良い夜は「あかあかや」な月を見るのも良いですね。