にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

休めない私・その2

昨日、休めない自分の事を書いたが、休めないのは他にもあるみたいだ。

 

「困り事は自分で解決しなきゃいけない。助けの手は、来ない」という思いだ。

 

もちろん今、たくさんの助けがある事は分かっている。両親、お医者さん、障害者支援員の方。

しかし、「助けを求めたのに助けてくれなかった」記憶が根深いのだ。

 

 

私は小学生時代いじめられた。そのことを両親に告白したら「お前にもいじめられる原因があるんじゃないのか」で終わり。

 

ああ…この人たちは私を助けてくれる存在じゃないんだ。その時「困り事は自分で解決しなきゃいけない。助けの手は、来ない」と自覚した。

 

うつ病と診断された当初も、「こんなはずじゃなかった」という両親の思いが言動に現れていて辛かった。今はどう思っているのか知らないが、「油断してはいけない」という緊張感は常にある。

 

うつ病、不安障害、お金…抱えている問題は「自分でどうにかしなきゃいけない。助けの手は、来ない」という根深い絶望があるから、「何かしなきゃ」と焦っている。「私が動かない限り、事態は前進しない」と思っているから、ゆっくり休む事ができずにいる。

 

ゆっくり休む事が、怖い。