にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

近年、蚊は鳴かないヤツも出てきた。

私は蚊に刺されやすい。そのため夏は蚊との攻防戦である。いや、夏が過ぎても油断はできない。12月に蚊に刺されたこともあるから。

それはさておき、蚊と言えば「プ〜ン」という羽音だが、私の経験から言わせてもらうと、近年、羽音をたてない「進化したヤツら」が現れている。

フッと夜中に目が覚める。かゆくて目が覚めるのだ。しかし、「プ〜ン」という羽音はしない。どうやら進化系のヤツに刺されたらしい。しかも、進化系の蚊は毒が強く、かゆみがたまらない。(あくまで私の経験による)

とりあえず起きて、殺虫剤をまく。場合によっては蚊取り線香も準備する。かなり前から電気式蚊取り器とかあるし、最近ではワンプッシュで12時間蚊を寄せ付けないスプレーが売られているけど、やっぱり殺虫剤と蚊取り線香が最強だ。

聞いた話では、蚊は自分の体重と同じ重さの血を吸うらしい。これは蚊にとって命がけの行動なんだそうだ。しかも蚊は、血を吸った後、止血効果のある成分を出してちゃんと血を止めているらしい。


うーん、小さい身体ながらスゴいヤツだな、お主。
しかし、刺されやすい私にとっては、やはり憎っくき敵(かたき)である。