にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

とってもクリエイティブ

いよいよ始まったパラリンピック。今日は私の好きな水泳をテレビで見た。

パラ水泳の身体障害クラスは、障害の程度で10クラスに分かれる。今日見たのは、背泳ぎ。

1番障害が重いクラスで、手足が短い低身長の選手がいた。どうやって泳ぐんだろ?単純に思った。

スタート!すると彼は腕は使わず足をバサロキック(足を上下にくねらせる)で泳いで行く。予想以上に速い速い。

他のクラスの背泳ぎを見ていた時、解説の人が言っていた。「私達から見ると腕の上がり方が中途半端に見えますが、彼らにとっては精一杯上げているのです」(関節の可動域が限られている選手もいる)


そうか、自分が使える筋肉をどう動かせば速く泳げるのか。自分の関節の可動域でどう腕を回せばいいのか。考えて泳ぐんだ。

私はそこに創造性、クリエイティブを感じた。
自分に使えるものを使って自分の泳ぎ方を創り出す。
改めてこのスポーツの魅力に気がつきました✨