にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

あえて障害年金受給のネガティブな面を書く・金銭編

みなさんは「障害年金」という年金をご存じだろうか。
文字通り、障害のある方に支給される年金だ。
実は、身体障害だけでなく、うつ病精神障害にも適応されている。私も受給している。

うつ病などで働けない、でもお金はどうしよう…という方への救済措置である。

しかし、この障害年金、受給認定を獲得するまでにお金とかなりの手間がかかるのだ。障害年金に関する本を読んでも、あまりこのことは書かれていない。受給を考えている方に躊躇させたくないからだろう。
しかし、いざ認定に動き出して「こんなはずじゃなかった」という思いをして欲しくない。そこで、私のケースをお話しする。まず、金銭面だ。


受給に必要な書類は、初診日の証明書と、医師の診断書。
ここで問題になるのは、「今通っている病院の初診日」ではなく、「初めて行った精神科・心療内科の初診日」だ。私の場合、両者は違っていたので、昔行ってた病院にまた行かなければならなかった。まあ、そんなに遠いところではなかったけど、人によっては引っ越しなどで県外というケースもあるらしい。その場合は郵送でお願いするという方法もある。
この初診日証明書に5000円かかった。

次に、医師の診断書だが、これは障害年金申請用の書類に書いてもらう。
これがA3サイズくらいのでかい書類で、事細かに現在の病状が書かれるのだ。しかも、診断書1通につき10,000円!私は2枚必要だったので20,000円…

トータル25,000円の出費。登場私はアルバイトをしていたが、かなり痛手の出費だった。

ちなみに、障害年金は2・3年に一度障害の程度が変わっていないか確認のため、またA3サイズの診断書を1枚提出しないといけない。今は働けない私にとって10,000円は大きい。


次回は、精神面の大変さについて書く。