にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

まる子やカツオだけが子どもじゃない

以前「チコちゃんに叱られる」のお便りコーナーで「子どもがアニメのキャラのマネをして、遅刻ギリギリにしか起きてきません。なんでアニメのキャラはそういう子が多いのでしょうか?」という質問があった。
専門家の受け売り情報では、「ハプニングを起こして物語の展開を広げるため」とか。


確かに、主人公が子どものアニメって、主人公は優等生でない場合が多い。その、優等生でない子どもキャラのツートップが、ちびまる子ちゃんのまる子と、サザエさんのカツオだと思う。
二人とも勉強がキライで、まる子はぐうたら、カツオはイタズラ好きである。

私はこの二人がいわゆる「子どもってこんな感じ」に思われているのかと思うと、正直嫌気がさす。
子どもだって知的好奇心が強くて勉強好きな子だっているし、のんびり屋さんや正義感が強い子や色んな子がいるはずだ。そんな子が主人公の作品もあるけど、ちびまる子ちゃんサザエさん並みのロングセラー作品にいないので、印象が薄い。

それとも、まる子やカツオは物語の展開のために、宿題嫌いのぐうたら、イタズラ好きキャラに変化していったのだろうか?私が小学生の時に見ていたまる子と、今のまる子は何か違うように見える。

そして、まる子やカツオに「勉強しろ!!」と言う大人たち。
しかし、勉強しないまる子やカツオを描いているのも、大人たちなのだ。

なんだろう、この矛盾は…😐