にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

クラスがきみに合わないのかもしれない

新学期ですね。新しいクラスに馴染めるかどうか心配な方、いっぱいいると思います。
て言うか、前のクラス、全然馴染めなかった…という方もいるかもしれません。

でも、それはあなたのせいじゃない。そのクラスがあなたに合わなかったのかもしれません。

私は小学生時代、転校先でいじめられました。
今思うとあのクラス、「こどもは元気で明るく」という空気がこどもの中にありました。そこへ、真面目で物静かな私は「異物」だったのでしょう。泣き虫という弱点もあったし。

田舎なので中学受験という発想はなく、地元の中学へ。いじめの中心人物とは離れられたけど、なじめなかったメンバーもいっしょに入学するわけだから、中学もなんとなく居心地悪い思いでした。3年生でやっと落ち着いた感じでした。

そして高校受験して高校へ。ここでやっと「自分の居場所」を感じられました。進学校なのでみんな勉強熱心だし、私の考え方に共感してくれる人がいたし。

そうか、今までが自分に合わなかったんだ。自分がいけないんじゃなかったんだ。やっと気がつきました。


新しい学校、新しいクラスがあなたに合っていることをお祈りします。もし、そうじゃ無かったとしても、あなたが悪いのではありません。