にじいろエッセイ

虹のように、いろいろなことをつらつら書くエッセイ

がんばっているじゃん、地方議員さん

テレビで国会中継を見ると、アクビしていたり居眠りしていたりする議員が映っていて「何やってんだこの人たちは…」とあきれていた。そのため政治家というのに、いい印象を持っていなかった。

 

そんなある日、私は地元県議会のテレビ中継を見る機会があった。「どうせつまらんだろうな~」と思っていたが、さにあらず。

 

私の地元は田舎の県だ。昨年県外とつながる大きな道路が完成した。そしたら道路が通っている地域から「交通量が増えて危ないから信号機や横断歩道を増やしてほしい」と陳情がきていると言う。

 

また、県外からバイクで来県する人が増えていて、その人たちに「うちの県のどこに魅力を感じたか」実際に聞いてまわったそうだ。

 

それから、私の県は雪が降る。川端康成風に言えば「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」。文章にすればロマンチックだが、現実は雪は事故のもと。県外から来る観光客に雪情報をしっかり伝える必要があると訴えた。

 

へ〜地方議員さんってこんなにがんばっているんだ。こんなに地元の声を聞いて、こんなに県外の人の声を聞いて、こんなに地元の事を考えていて。政治家に対する目が変わった。

ほんとに願いがかなった コトタマのチカラ

以前私はこのブログで「スピリチュアルにも合う合わないがある」と書いたが、私に合うものを見つけた。そして私の願いが昨年かなった。

 

それは心理カウンセラーmasaさんおすすめの方法。

「ありがとうを1日1000回、100日言う」それで人生が変わるというのだ。

(ほんとに変わるの?)と疑っていても構わない。masaさんの本によると、どんなに「コーヒーを飲むぞ」と思っていても、お店に行って「紅茶をください」と言ったら、でてくるのは紅茶。だから、口にした言葉のほうが強いそうだ。なるほどと思った。

 

それでも、それを知った当時の私は「ありがとうって言える気持ちじゃない…」と思い、他にもおすすめされていた「ツイてる」を言うことにした。こうして私の100日チャレンジが始まった。

 

結果は…私の念願だった「実家を出たい」がかなった!70日くらいたったころ、ひとつの出合いがあり、そこからとんとん拍子に話が進み、新しい家を見つけた。精神障害の人でも入れるグループホームだ。両親もOKを出してくれて、引っ越しをした。

 

グループホームはサポートスタッフさんにも恵まれ、私の不安障害や潔癖症にもたくさん配慮してくれる。手を洗いすぎて赤くなった時は「大丈夫?」「みんな心配しているよ」「手を洗うせっけんが合わないのかな?」と声をかけてくれた。

実家では両親に気を使う日々で心が疲弊していた。でも、もう両親に気兼ねしなくていい!(≧∇≦)bそして、私をサポートしてくれる人がいっぱいいる!それが嬉しくて、ありがたくて、幸せを感じる。

 

今も私は毎日コトタマ1000回を続けている。引っ越ししてから「ありがとう」に変えた。本当に願いを叶えてくれたコトタマへの感謝の気持ちがあるからだ。

まだ働ける状態じゃないのでお金の不安はある。でも、状況が善くなることを願って、今日も私は「ありがとう」を1000回言う。

キュアウイングのコスチューム騒動に思う事

キュアウイングは現在放送中の「ひろがるスカイ!プリキュア」に出てくる史上初の男子プリキュア。一時的な力を得てプリキュアになった男子は過去にいるが、年間レギュラーメンバーとしてはキュアウイングが初めてだ。

 

そのキュアウイングだが、おもちゃの展開に疑問があった。

プリキュアのおもちゃに、なりきりコスチュームセットがあるのだが、キュアウイングだけ一般販売されていないのだ。あれ、なんでだろう?とおもちゃ売り場で疑問に思っていた。

 

そして8月、事件が起こる。

プリキュアになりきって写真が撮れるイベントが開催されたが、キュアウイングのコスチュームだけ無かったのだ。「子どもがウイングのファンで楽しみにしていたのに残念」というお母さんの投稿が広がって、「なんでキュアウイングだけ無いんだ!」とネット上は熱くなっていた。主催者によると「コスチュームは一般販売されているものを使用したので、キュアウイングだけ無かった」とか。

その騒動冷めやらぬうちに、ウェブサイト「プレミアムバンダイ」からキュアウイングのコスチュームを販売すると発表があった。

 

よかった、発売されるんだ~と思う一方、一般販売じゃないのね…という思いもあった。ネット上では「キュアウイングのコスチューム販売はもともと予定していたが、今回の騒動で発売を早めただけでは?」という声もあった。確かに、おもちゃの発売スケジュールはプリキュア放送開始よりずっと前に決まっていたはず。キュアウイングはプレミアムバンダイの限定商品ともともと決まっていたのかもしれない。

 

いずれにせよ、私は最初からキュアウイングのコスチュームも一般販売して欲しかった。女の子が仮面ライダーや戦隊ヒーローが好きだったりするのと同様、プリキュアが好きな男の子だっているはずだ。キュアウイングのコスチュームを着たい男の子や女の子が相当数いると思うのだ。

 

プリキュア製作サイドも、はじめての男子プリキュアで、おもちゃ展開をどうするか相当悩んだと思う。でも、ひとつのシリーズの、レギュラーメンバーなのだから、別け隔てなく販売して欲しかった。私はそう思う。

 

怒り 言はで思ふぞ言ふにまされる

心には下行く水の湧き返り言はで思ふぞ言ふにまされる

 

これは「枕草子」にも出てくる古い和歌。意味は「地下を走る水が地面から吹き上がる時の激しさのように、言わないで心に秘めた思いは軽々しく口にする思いより激しいのだ」現在(いま)では「有言実行」と言われるからちょっと古いかもしれない。

 

でも、この言葉が身にしみる感情がある。怒りだ。

 

怒りは口にするよりガマンしたときの感情のほうが強く自分のココロに刻まれる。そしてそれは積もり積もって激しい感情になるのだ。

 

先日NHK短歌で「言えなかった思い」で「怒り」をテーマにした番組があった。言えなかった怒りの悔しさ。激しさ。切なさ。身につまされるものばかりだった。

 

私は他人に対して優しすぎる。だから怒りを口にできない。それと、いざイヤな出来事に遭うとココロがフリーズして怒りが口にできないのだ。そして後からフツフツと怒りが湧く。言えなかった悔しさと共に。

 

みなさんは怒りを口にできますか?

はじめての占い体験

みなさんは、お金を払って占いをしてもらったことはありますか?先日、私は人生はじめて占いをしてもらいました。

 

ショッピングセンターへ行ったら、ハンドメイドマルシェをやっていました。そのなかに「ことたま鑑定」というものが。気になって占ってもらうことに。(こんな田舎で占いなんてなかなか体験できないぞ!)というのもありました。

 

占い方法は、あいうえお50音のカードを裏返しの状態からランダムに3枚引き、でた言葉の音で占うもの。

 

私の引いたカードを見て占い師さんは「何か続けていることはありますか?」…ある!心理カウンセラーmasaさんの本を読んで、1日1000回「ツイてる」を言うのを100日続けるのをやってる最中だ。(この時点で30日経過)

 

いい言霊を言う事を続けていると言ったら「続けて下さい。なんらかの答えがでます」とのこと。ちょうど続けるのにくじけそうになっていたので、励まされました。

 

占い師さんによると、あいうえおは希望に始まり実りで終わるとのこと。私はお行のカードを2枚引いたので何かしらがんばっていることがあるのかと思われたようです。

ただし、もう1枚のカードは「リラックス」を暗示していて「無理しないでね」とも言われました。確かに私は張り切りすぎることがあるので…😅

 

それにしても不思議。たまたま立ち寄って、たまたま引いたカードは私の今の状況を見抜くなんて。ちょっと不思議体験でもありました。

「勝つ」ではなく「負けない」 プリキュアの哲学

「あんたなんかに絶対負けない!」

「負けないで!プリキュア

プリキュアシリーズには「負けない」というフレーズがたくさん出てくる。その一方で「勝つ」というフレーズは、ほとんど出てこない。

なぜ「勝つ」ではなく「負けない」なのか。「負けない」に込めた意味は何か。そのヒントになる話が先日放送された「ひろがるスカイ!プリキュア」にあった。

なお、この先ネタバレになるのでご容赦ください。

 

 

プリキュアに連敗している敵は最後の策にうってでた。それは主人公プリキュア・ソラの故郷の護衛隊のシャララ隊長を使う策。先の戦いで重症を負ったシャララ隊長には敵は悪のエナジーを注ぎこんで傷をふさいだ。そして怪物に仕立て上げプリキュアと戦わせる。

 

怪物の正体が敬愛するシャララ隊長と知ったソラは、仲間たちに「攻撃しないで!」と懇願する。敵は更に追い討ちをかける。「悪のエナジーはシャララ隊長の血となり肉となり、今や隊長の命を支えているのさ」そして怪物を連れて立ち去った。「何度でも遊びにくるよ。君たちのココロがズタズタになるまで…」

 

がく然とするソラ。仲間たちが打開策を提案するが、「うまくいかなかったら、シャララ隊長はどうなるんですか?」と後ろ向き。そして「わたし、もう戦いたくない!」すると、ソラの変身アイテムは消滅してしまった…傷心のソラは故郷へ帰ってしまう。

 

そんなソラの背中を押したのは、プリキュア仲間で親友・ましろの手紙だった。ましろの暖かい思いに勇気をもらったソラ。「いかなくちゃ!友達が待ってる!」するとソラの変身アイテムが復活。ソラは、仲間のもとへ向かう。

 

今度は臆すること無く怪物に立ち向かうソラ。そして、仲間たちが考えてくれた打開策でシャララ隊長を無事救出した。

 

敵はまさかの展開に逃げ出そうとするが、ソラは何もしない。敵は言う。「トドメをささないのか?またお前のか嫌がる事をするぞ!それでもいいのか!?」ソラの答えは「構いません。どんなことをされても負けないくらい強くなるって、わたし、決めましたから」

 

 

この話から、私はこう感じた。

「勝つ」は「敵と同じフィールドで戦う」こと。しかしそれは「相手の思うツボにはまる」危険がある。実際ソラは「隊長を倒すか、隊長に倒されるか、どっちがいい?」と敵の策にはまってしまった。

対して、「負けない」は「そもそも相手のフィールドに立たない」相手の手に乗らないのだ。

 

なぜプリキュアは戦うのか。それは「大切なものを守るため」だ。大切な日常、家族、友達、自分の大切にしている信条。それを身勝手な論理を押し付け踏みにじる者と戦うのだ。だから、相手の身勝手なフィールドには立たない。「負けない」。

 

「だから私は戦い続ける。勝つためではなく負けないために」プリキュアは大切なものを守るため、今日も戦う。

意外な防災用品

梅雨の季節になりました。ものすごい雨☔で早くも浸水被害が出ている地域があります。

 

みなさん、防災持ち出し袋はありますか?私は持ってません…

ですが、以前ある方が意外な防災用品の話をしていたので、ご紹介します。

 

 

防災用品の中にトランプを入れてください。

 

避難所では救援物資が届くまで時間がかかるし、被害の情報ばかり聞いていても気が滅入ると思います。

そんな時、トランプがあるとゲームができて心が和むし、しかもかさばりません。

ですので、防災グッズの中にトランプを入れてください。

 

なるほどな~と思いました。トランプが防災用品になるとは。

これから大雨、台風のシーズンです。何か参考になればと思います。